もののけ姫 【都市伝説】エボシとハンセン病!宮崎駿監督が語る裏話

01/10/2020

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もののけ姫 【都市伝説】エボシとハンセン病!
宮崎駿監督が語る裏話

あなたは謎が多い人気アニメやジブリの都市伝説をご存知だろうか?
この都市伝説や裏話を読めば衝撃を受けることだと思います。
ディズニーや怖い話の都市伝説も掲載していきますが、読むなら自己責任で読み進めてほしいと思います。

皆さん「もののけ姫」をご覧になったことはありますか?
「もののけ姫」は宮崎駿監督が手掛ける、ジブリ作品の一つとされており、「生きろ」という映画キャッチコピーがあります。
そんな「もののけ姫」に当時のある病が、題材にされていることをご存知でしょうか?
それはハンセン病という病気です。

今回はハンセン病と「もののけ姫」の関係性について、ご紹介していきたいと思います。

まずは「もののけ姫」について、知らない方のために、物語を簡潔にまとめました。

もののけ姫 【都市伝説】エボシとハンセン病! 宮崎駿監督が語る裏話

「もののけ姫」のあらすじ

室町時代の日本を舞台に、エミンの村に住んでいたアシタカは、〝タタリ神〟という化け物を退治したことで、右腕に呪いを受けてしまいます。
そんなタタリ神の正体は、人への憎悪を募らせて死んだ巨大なイノシシでした。

アシタカは腕の呪いを解くために、イノシシがやってきた西へと向かい旅立ちます。
その途中で、鉄を作る〝タタラ場〟という村を訪れます。

そこにはエボシという村の統治者がおり、エボシは村を外敵や〝もののけ〟から守るために火砲などを作らせていました。
そのもののけの内に、アシタカに呪いを与えたあのイノシシもいたのです。
アシタカは「これ以上、憎悪を広めるな」とエボシに忠告しますが、変わらず。

そんな村にある夜、もののけ姫・サンがエボシを狙い襲い掛かります。
エボシからサンを連れてアシタカは逃げますが重傷を負い倒れてしまいます。
サンはそんなアシタカをシン神のもとへ連れていくことをきっかけに、段々打ち解けていくのです。

しかし「人を不老不死にする力がある」と言われているシン神の生首は、エボシとある集団に首を奪われてしまいます。

奪った者たちは「不老不死」を期待しますが、その首から流れ出る体液は、触れると死んでしまうというものでした。
体液は森を飲み尽くし、その様子に絶望するサンに、アシタカは「シン神に首を返せば破壊はなくなる」と奮い立たせます。

シン神の首を取り戻し、それをシン神の体に返すと、倒れるように森へと消えていきます。
倒れる時に巻き上がる風が山をなでると、森が元通りに。それと同時に、アシタカの腕の呪いも消え去ります。

アシタカは許せるが、他の人間を許すことはできないとサンは言い放ちますが、
アシタカはサンを説得し、共存の道を歩むよう勧めるのです。

ハンセン病とは

「もののけ姫」との関係を知るにあたり、ハンセン病についてご紹介します。

ハンセン病とは

ハンセン病とは人類の歴史上古くから存在し、人々に恐れられてきた病気です。

ハンセン病は「らい菌」という菌によって症状が現れます。
ハンセン病の症状は手足などの神経が麻痺してしまったり、早期に治療しないと感覚がなくなるそうです。
ハンセン病は後遺症として指や顔が変形する恐ろしい病気になります。

日本では1907年より国としてハンセン病患者が隔離されました。
当時はハンセン病の治療法はなく、戦争中に国力の低下を恐れての隔離策だったそうです。

隔離したことによって「ハンセン病は恐ろしい病気なのでは」と偏見が広まってしまいました。
それによってハンセン病患者は仕事に就くことはおろか、学校に通うこともできなかったそうです。
またハンセン病の遺伝による感染拡大防止で子供を産むことが禁止になりました。

らい菌はとても感染力が弱かったにもかかわらず、ハンセン病の症状が外見に現れることで恐れられました。

1943年に米国でハンセン病の治療薬が見つかり、ハンセン病は完全に治る病気となってもなお、「らい予防法」によって療養所に強制収容されるだけでなく、家族に差別被害がでないように偽名を名乗ったそうです。

日本がハンセン病患者の隔離の法律を廃止したのは1996年です。
今となっては新たにハンセン病にかかる方はほぼいません。

療養所にいる人々もほとんど完治していますが、一部に残る過去の偏見によって、帰る家のない人が大勢いるのも実情です。

「もののけ姫」でのハンセン病とエボシの役割

「もののけ姫」でのハンセン病

「もののけ姫」の中で、どこにハンセン病患者は描かれたのでしょうか?

彼らはエボシが統治するタタラ場にいました。
この中では全身に包帯を巻いた人々が火砲などの武器を作っています。
その彼らこそが「もののけ姫」で描かれたハンセン病患者だったのです。

「もののけ姫」の時代ではまだハンセン病の治療法は発見されていませんでした。
そのため、タタラ場の中でも別の小屋にハンセン病患者は隔離されていたと言われています。

そんなハンセン病患者は武器を作ったり、エボシと会話する姿は普通の人と変わりありません。

そんな中で「長」という男はハンセン病により、顔面を全て包帯で巻き、声を出すのもやっとの状態でした。
ですがエボシだけが腐ってしまった身体を拭いてくれたり、包帯を変えてくれたのです。

長はエボシが自分たちにとって特別な存在であり、
自分たちを「人」として扱ってくれた、唯一の存在だとアシタカに訴えます。

これはハンセン病患者への差別的扱いを、患者側から訴えたのではないでしょうか?

エボシの役割

そして統治者であうエボシには物語の裏で目的があります。

「人々が平等に差別を受けずに人権を持ち、嫌な思いをせずに生きられる社会を作る」
というものです。

これはエボシの過去から連想されます。

エボシは過去に海外に人身売買されたという経験を持っています。

その後エボシは倭寇の頭目の妻にされますが、
倭寇の頭目の妻になったことで、エボシは色々と権力もついてきて、組織を支配するようになってきます。

そしてエボシは頭目を自らの手で殺し、日本へ帰ってタタラ場を作り始めたのです。

エボシは、過去の辛い経験から自分のような人間を出さないように自分で世界を変えてしまおうと誓うのです。

「もののけ姫」の中でエボシは一見悪役と思われますが、
エボシはハンセン病患者に、仕事を与え、人として生きる環境を作ったのです。

もののけ姫 エボシとハンセン病!まとめ

いかがだったでしょうか?
宮崎駿監督が2019年1月27日に講演された、「佐川修さんとハンセン病資料館」と題した映像がYouTube上にあります。

佐川さんとはハンセン病療養所多磨全生園の入所者自治会長を務められた方です。
2018年1月に亡くなった佐川さんをしのぶために、宮崎監督は「もののけ姫」にハンセン病患者を描いたいきさつを振り返りかえっています。

そこには嗚咽しながら話す宮崎駿監督の姿がとても印象深く映っています。
もし記事を読んで、興味を持った方は、ご覧になってはいかかでしょうか。

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